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意外と知らない?eラーニングやデジタルブック制作で気をつけたい“フォント”の話

ロゴスウェア大森です。

教材をスライドにまとめ、完成の手前で気づいた一つの“小さな違和感”。
「なんとなくスライドがちょっと読みにくいような?」

それは、フォントのせいで、本当は伝えたい内容が伝わりにくくなっているかも…?

教材やデジタルブック制作で意外と見落とされがちなのが“フォント”の選び方です。
読みやすさや印象に影響するだけでなく、学習のしやすさにも関わる重要なポイントです。

この記事では、そんな “字体の影響” やユニバーサルデザインフォントについてお届けします!

誰でも明朝体・ゴシック体をすらすら読めるわけではない

実は、明朝体やゴシック体など、一般的なフォントでも「読みづらい」と感じる人がいます。特に視覚に特性のある方(弱視やディスレクシアなど)や、読字に困難を感じる方にとっては、文字の線の細さや装飾が読解の妨げになることがあります。

デフォルトで作成すると「MSゴシック」「MS明朝」などで構成された資料になりがちですし、気にして特殊なフォントを使ってかえって見にくくなることもあります。
デザイン性を取るか、可読性を取るか、迷う事もあると思います。

フォントに迷ったら、可読性重視で「UDフォント」を使いませんか?

「UDフォント」という言葉を聞いたことは無いでしょうか?

「UDフォント」は、ユニバーサルデザイン(Universal Design)の頭文字をとった名称で、年齢や視力に関わらず、誰でも読みやすいよう工夫されたフォントです。フォントメーカーにより考え方は変わりますが、基本的にUDフォントは線の太さが均一で、文字の形も明瞭なため、小さい文字でも視認性が高くなっています

Windows 10以降のPCには「UDデジタル教科書体」が標準搭載されており、特に学校教育の現場で採用が進んでいます。

コンテンツにUDフォントを使うメリット

eラーニングやデジタルブックのように、画面上で情報を伝える教材では「読みやすさ」が非常に重要です。
また、視認性が高いため、UDフォントを使うと視力や年齢に関係なく幅広い人が快適に学べるようになります

その結果、より多くの人にコンテンツを届けやすくなり、伝えたい大切な情報をしっかりと届けることにもつながります。アクセシビリティの観点からも、UDフォントの活用は非常に有効です。

フォント利用の注意点

実は……PCにインストールされているからといって、すべてのフォントが自由に使えるわけではありません。
社内・学校内利用であれば問題なくても、特に動画への埋め込みや配布用コンテンツ、商用利用の場合は、フォントごとのライセンスを確認する必要があります。
たとえば、モリサワやフォントワークスなどの商用フォントは、利用範囲によって契約が必要になる場合があります

先ほど紹介した「UDデジタル教科書体」を無償で商用利用する場合は、Morisawa Fontsのフリープラン(https://morisawafonts.com/plans/free/
に登録しましょう。

<MORISAWA BIZ+ 無償版(https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/bizplus/)ではBIZ UDゴシック/明朝の全3書体が利用できます。

 

ロゴスウェアの、eラーニング制作・スライド教材制作サービスにてスライドを作成させていただく時は、日本語はメイリオ、簡体字はSimHei、その他の外国語はSegoe UI にて作成しますが、UDフォントや別フォント利用のご相談も可能です。

フォントは細かい要素ですが、コンテンツのクオリティを左右する重要な要素の一つです。是非、コンテンツ作成時に気にしてみてください!
もしも適したフォントが分からない……そういった場合もご安心ください。可能な範囲でご要望を伺って対応させていただきます!

フォント以外で読みやすくする工夫

ずっと同じ設定の書式で書かれた文章は、どこまで読んだかわかりづらくなったり、どこが重要が読み込まないと分かりません。
最初から最後まで文章をきちんと読み進める小説なら問題ありませんが、伝えたい情報を届けるには、視認性を高める工夫が必要です。

特に見て欲しい内容は太字にしたり、フォントサイズを大きくしたり下線を引いたり色を付けたり、行間・間をあけたり。
ちょっとした工夫で見やすさがUPしますよ。

本記事も黄色いマーカーや太字で強調し、特に読んで欲しいところを強調して書いています。

ただし、白地に薄い色や、黒字に濃い色で文章を書くと、UDフォントを使っていても、色弱の方等に伝わりにくいものになる場合があります。
また、色を使いすぎたり、フォントを何種類も使ったりすると、結局どこが重要なのか分からなくなりますので、基本的な設定を決めた上で強調する場所だけ、設定を変更していくことをお勧めします。

 

制作、是非ご相談ください

フォントや原稿の作り方まで……原稿ご用意前のご相談から承ります!

ご要望にあわせて内容をお伺いし、ロゴスウェアで対応可能な仕様でコンテンツ作成いたします。

お問い合わせは下記フォーム
https://service.logosware.com/inquiry/
またはメール seisaku@logosware.com まで、是非ご連絡ください。

また、制作サービスの無料相談会も実施中です!
https://service.logosware.com/consultation/
ご相談、お待ちしております。