デジタルブックのログ解析で読者の動向分析
武蔵大学
1922(大正11)年に創設された、日本初の七年制高等学校である旧制武蔵高等学校を前身とする武蔵大学様。創立から90年を経た現在、3学部8学科の総合大学へと発展し、徹底した少人数教育、ゼミ教育を通じて、自ら情報を収集・分析し主体的に考える力のある学生を育成しています。
武蔵大学様では大学案内をデジタル化し、受験生やご家族の方をはじめとする一般向けに公開しています。
利用例非公開
武蔵大学 運営部広報室様に伺いました。
大学パンフレットのどこが閲覧されているか知りたい
従来より、進学情報サイトのオプション企画に参画するなどの形で大学案内をデジタル化していました。しかし、実際どのページがどれだけ閲覧されているのか、把握することができず、単純にデジタル化して掲載しているだけの状態でした。
また、デジタルパンフレットのデータを進学情報サイトのサーバーに預けているため、過去のデータを保持できないことも課題でした。
色で分析できるヒートマップ型ログ解析、短納期が決め手
「バックナンバーも大学で管理でき、さらに閲覧ログが確認できるデジタルブック」を検索エンジンで調べたり、展示会に足を運んだりして複数の制作サービスを比較検討しました。
その中で、ロゴスウェアのデジタルブック制作サービスは、価格設定が明確で比較的安価であったこと、さらに閲覧箇所が直観的にわかるヒートマップ分析ができ、なおかつ、納期が明確にわかり短納期であることが採用の決め手となりました。
ヘッダーやページ内リンクで閲覧者を意識的に誘導
デジタルパンフレットにはヘッダーを付けて、大学サイトトップへのリンクを埋め込んでいただきました。さらにヘッダーに資料請求へのリンクも設置しました。デジタルパンフレットで大学案内を閲覧したい方は多いのですが、同時に実物のパンフレットの送付を希望される方もいらっしゃいますので、資料請求の導線を確保しました。
また、「成長できる武蔵のゼミ」の部では、その理由ごとに直接ページに飛んだり、色別のインデックスには各学部のページに直接飛べるようにしていただき、デジタルパンフレットだからこそ可能な動きを取り入れています。
今まで大学案内のどの部分が閲覧されているのか、把握ができなかったのですが、ロゴスウェアのデジタルパンフレットに変えたことで、詳しいログ分析が可能になりました。色の濃淡で表現されるヒートマップログ解析機能は非常に役に立っており学内の委員会等に提出する資料としても、直感的で大変わかりやすい、と好評です。今後は、このアクセスログを元に、新しい大学案内の紙面構成に活かしていきたいと思っています。
丁寧なサポートでインターネット上の依頼も安心
デジタルパンフレット制作を依頼するにあたり、対面での打ち合わせが一度もなかったため最初は若干不安でしたが、メールと電話でのサポートがとても丁寧だったため、すぐに不安も払拭されました。
*本記事は2013年8月に取材した内容をもとに構成しています。
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